猫のポーズ4

娘が産まれるまで、なんだかんだで破水した早朝から深夜になりました。
でもきっと分娩時間としては平均だったのだと思います。
とにかく妻には感謝しかないです。
出産とはこうまで大変なものなのか...


走馬灯のように頭をかけめぐります。


妻の手を握った瞬間、握らなくていいからと怒声を受けたこと。

無痛分娩希望していたのに、できなくて落胆した妻の表情。

担当ドクターが帰り際、今日の当直はNo.2のやり手だからと言い残して去っていったこと(どこのなんの?)

二人して食べたドーナツが消化不良で、二人とも吐いてしまったこと。

テレビで三谷幸喜の古畑がやっていて、少しみてしまったこと。

途中でお義母さんがきたけど、ほったらかしにしてしまったこと(あの時は本当にすみません)。


娘が産まれた瞬間、

世界の色が変わったこと。

なにもかもが光ってみえて
初めてこの世に生まれてよかったのかも
と思えた瞬間でした。

猫のポーズ3

病院についてから破水と確定され、そのまま入院。

流れるように病室に案内され、気づけ嫁は病院の衣類に着替えていました。

旦那さん、まだまだ時間かかると思うから朝食やら軽食、飲み物でも買ってきてはと助産師さんに提案されました。

嫁もまだまだ余裕がありそうなので、近所のコンビニへ。

あ、今日この週刊誌発売かぁ... 立ち読みはせずまっすぐ帰室。

すでに少し苦しそうな嫁。

ペペロンチーノとか、おにぎりやサンドイッチあるけど食べる?あめ玉とかも。

嫁「昨日買ったミスタードーナツを持ってきてるから、それが食べたい」
二人でドーナツを食べる。ペペロンチーノは俺一人で食べました。

こんなときでもペペロンチーノ、うまし。

妻の昼食がきましたり。ペペロンチーノでした。

おなかいっぱいです。

猫のポーズ2

無表情は怒ってるように見えるのかもしれません。

自分の表情ってあまり意識してないですよね?
してる人の方が多いですか?


私の普段の表情は、妻や知人から顔が死んでいる、怖くて話しかけにくい、だそうです。

失礼だなぁと。じゃあ起きてる間、ずっと微笑みを浮かべろというのか。
歩いてても自転車こいでる間も微笑んでろと。


いや、でもそんなことないのです。私の顔はそんなに怖くないです。

妻が破水した時、それはそれは慌てました。
ただね、やっぱり旦那が慌てるべきじゃないですか。
旦那が慌てて事故や病院に遅れたりしたらひどいと思うんです。

気持ち常に冷静に。

病院への連絡、入院や夫婦の身支度準備、通院時の運転。
まずまず及第点だったのではと。

黒子のバスケの氷室辰也のイメージ、頭はクールに心はホットに。だったのです。

その後もちろん妻からありがとうとは言われました。

でも、めんどくさそうだったよねと茶化されます。
理由は顔が無表情だったからだそうです。


いや、何言ってんだよ、心臓ばくばくだったから。ポーカーフェイスだから。

すごい寒い日だったけど、運転中、汗びしょびしょでした。
まさかこんな日が来るとはなぁ。

猫のポーズ

現在1歳とちょっとの娘がいるんです。

超かわいいです。

どっちに似てるとかはわからんのですが、愛くるしいんですよ。

妊娠してから嫁はずっとぴりぴりしてたような気がします。
不安や体調不良があり当然だと思います。
嫁に比べれば私なんてとも思うんですが、私も当時疲労困憊だったなあと(今もですが)。

赤ちゃんは楽しみたけど、乗り越える山が多いなぁと二人でぐったりしてました。

でもなんとかかんとか臨月まできたんです。
嫁、大変だったろうなぁ。

寒い朝の日、仕事が休みの日。

うわぁ、白い息でるじゃん。

これはもうのんびりしてよう。

そう決意した日。

横にいる嫁が動いている。

ヨガの猫のポーズをしている。



何してんの?
こうすると赤ちゃんの位置がよくなったり、早く産まれたりするんだって。

そっか、がんばってるな。
俺はもうちょっと寝るわ。

ああ!

え、なに?

なんかでた!

破水でした。猫のポーズすげえ。
大慌てで病院です。
長い長い一日の始まりでした。

スミレ

ついに終わってしまった...

嫁が地獄のミサワのキャラみたいだといってるヴァイオレットエヴァーガーデン

私としてはかわいくて仕方がないのです。
全然米澤先生と違う。
米澤先生おもしろかったけど。

どんどん感情を覚えてくる所とか大好きで。

アニメがおもしろかったから、小説がほしい。当たり前ですよね。

小説、ネットで買えばすむ話しではあるけど。ほしければポチとすればいい。でもなんだかなぁ、そこまでじゃあなくて。

700円してまで... いらないかな。
まるげんラーメン食べれるし。

じゃあ本屋にあって、もし気分がのったら買おうかなと思って。でも、ないんです、KA エスマ文庫が。本屋に。

しょうがないんです。それが運命だったです。
限られた本屋にしか置いてない。
あきらめました。


でもふらっと入った本屋にあったんです。
ヴァイオレットが。

店出たらヴァイオレット持ってました。勿論お金払って。


そこのすぐ近くの喫茶店に入って読みました。

名作です、ヴァイオレットが近くにいるんですよ。依頼したくなります。


このブログかいてくんないかなー。
楽しんで書いてるんですが、きっと綺麗な言葉で紡いでくれるんだろうなと思います。

崖の上のラーメン屋

私が小学校を上がる前、父はラーメン屋をやっていました(全く流行ってなかった)。

父はよくころころ職を変えてました。

ラーメン屋の前はラブホの管理人。

何でラーメン屋になったのか、両親ともにすでに死んでいるのでわかりません。

たぶん、なんとなく、勢いだったのかなと。

そのラーメン屋があった場所は人も交通量が少ない場所です。
さらに崖の上にあって、見下ろすと汚ない川が流れてました。
あきらかに違法建築で、汚ない小屋でした。

そこでラーメン屋を開くラブホの管理人。気でも狂ったのかと回想してしまいます。


保育園を駄々こねて休むと、ラーメン屋に連れてってもらえます。


お絵かきしたり、お店を徘徊したり、テレビみたりして、よく一人でのんびりしていたのを覚えてます。

前半、辛辣にけなしましたが、私はそのラーメン屋、大好きでした。

だけど、両親はそうでもなかったんでしょう。
私が物心ついてからラーメン屋について尋ねても、嫌な顔しかせず、適当にはぐらかされました。

生活がかかっていたと思えば、致し方ないです。

そうそう、店も昼間しかやらないんです。
余生の趣味でやってるわけじゃないのに。
あと、父は料理がへたでした。
いいかげんにしてほしいなと。
今書きながら、馬鹿なのかな?と思いました。

あ、でも、ほんとラーメン屋は大好きでした。
もちろん潰れましたけど...

最近、地元に帰った時に、廃墟とかしたラーメン屋の小屋を覗きに行きました。

キレイに道が整備されて、小屋はなく、汚ない川だけがそのままでした。

brother、sister

私の兄弟は3人います。

姉、兄、妹です。

私は子どもの頃、他の兄弟とはとても仲が悪く、喧嘩ばかりしてました。
今は仲がいいですが、当時は水と油。

だいたい私が悪かったと思います。
喧嘩の発端は。

それと、母をひとりじめしたかったのもあると思います。

姉、兄、妹に母をとられてる。
自分をみてくれない。
何をやってもふりむいてくれない、自分の思い通りに行かない。
そんな、めんどくさいガキです。

集団行動が嫌いで、保育園も学校も行きたくありませんでした。

保育園は柱にしがみついて登園拒否したのを覚えています。
自分の娘が同じことしてたら、夫婦どもどもへとへとだろうなと目に浮かびます。

子どもが4人いて、父は深夜に帰る。
問題児だらけ。
全員分け隔てなく世話するなんて、無理な話です。

でも、当時はそれがわからなっかたのです。


おふくろ、ごめんな。